最新火星探査機フェニックスが掘った火星の地面に明らかな水の氷 |
NASAの最新火星探査機フェニックス(Phoenix)は、2008年5月25日に火星の北極圏に無事着陸し、順調に探査活動を継続しています。 写真は、フェニックスが調査の為に地表を掘った後の様子を2008年6月15日と6月18日に撮影したものです。 写真左にはSol20、写真右にはSol24と書かれていますが、これはフェニックスが火星に着陸してからの火星時間による着陸後の経過日数です。なお、火星の一日(1Sol)は地球の一日より39分長くなっています。 Sol20の画像左下の影の部分に、大きさ2cm位の水の氷の塊が数個確認できますが、Sol24の画像では消えています。これは、火星の極めて低い気圧そして乾いた大気と太陽光線の作用によって、氷が液化せずに大気中に昇華したためと考えられています。この2枚の画像によって、火星に水の氷があることが再確認されました。 ※画像クリックで拡大します。 source:NASA 秘密の世界Ⅱへ |
by shibamatax
| 2008-06-22 08:54
| 惑星・衛星
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