火星の直径100kmのクレーターの中の氷の層 |
ESAの火星探査機マーズ・エキスプレスは、火星の南極圏付近に位置する氷の層に覆われているプロメセイ平原(Promethei Planum)を撮影しました。氷の厚さは厚いところで900~1000mもあると考えられています。撮影は2005年9月22日に行われ、この時期火星の南半球は冬の季節でした。 画面右にある直径100kmのクレーターの内部も一部氷の層で覆われているのが分かります。なお、このクレーターは、深さ800mあります。 このプロメセイ平原は、太古に玄武岩質の溶岩によって出来たと考えられています。 写真下は、クレーター部分のズームUP画像です。クレーターの中の氷と地面のコントラストが美しい模様を見せています。 ※写真をクリックすると拡大します。 source:ESA |
by shibamatax
| 2008-04-08 14:19
| 惑星・衛星
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