ハッブル宇宙望遠鏡が捉えたアリ星雲 (Mz3) |
アリの姿に似ていることから名付けられたアリ星雲(Mz3)は、地球から3000光年離れた南天のじょうぎ座の方向にあります。太陽のような恒星が最期を迎え大爆発をした後の姿です。 星の爆発痕は、通常は球状の形をしていますが、このアリ星雲のように左右にガスが噴出した珍しい形のものもあります。このような対称形になることについては、最期を向かえた星の周りに質量の大きい伴星があるためとか、また星雲の中心で高速回転している星が強力な磁場を発生しているためとも考えられていますが、はっきりしたことは分かっていません。写真は、1997年にハッブル宇宙望遠鏡が捉えたアリ星雲です。 ※画像クリックで拡大します。 SOURCE:NASA 人気blogランキングへ |
by shibamatax
| 2007-05-03 23:06
| 宇宙・星雲・星団
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