世界最大の流域面積を持つアマゾン川 |
世界最大の流域面積(700万平方km)を持つアマゾン川は、長さは6513km、最大の川幅は河口部で320kmもあります。アマゾン川の平均流量も桁違いに大きく、増水期の平均流量は1秒当たり25万立方mあり、これは全世界の川の総流量の約2割になります。アマゾン川の支流の一つであるネグロ川の平均流量でも1秒当たり42000立方mもあり、平均流量では世界第2位のコンゴ川より勝っています。 航路となる川の中央部付近の水深は浅いところでも6mと深いために外洋航海用の数千トンクラスの大型船が、河口から上流へ3900kmも航行することが出来ます。アマゾン川流域は、熱帯雨林で覆われています。多種類の植物が密生しているため、肥沃な土地と思われていますが、実際は養分の殆どないやせた土地で、耕作には向いていません。アマゾン川流域は、1億年くらい前から存在しているため、地中の養分は長い年月の間に殆ど洗い流されているのです。なお、川の長さについては、ナイル川が6695kmで世界一となっていますが、アマゾン川が世界一だという意見もあります。上流には人跡未踏の地も多くあり、まだ確定できないと考えられます。 写真上は、アマゾン川河口の衛星写真です。 写真中、下は、マナウス近郊のアマゾン川です。 ※画像クリックで拡大します。 SOURCE:APOD、Sams exotic travels 人気blogランキングへ |
by shibamatax
| 2006-10-26 19:33
| 地球
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