宇宙に浮かぶ巨大な超新星の残骸"Simeis147" |
おうし座の方向にある巨大な超新星の残骸"Simeis147"は、地球から3000光年の距離にあります。"Simeis147"は、10万年くらい前に大爆発を起こした超新星の残骸で、現在中心には中性子星が存在しています。"Simeis147"の差し渡しの大きさは、150光年もあり、見かけの大きさも満月の6倍もありますが、非常に淡い光ですので、この写真の撮影には、合計で8時間もの露出時間が掛かっています。鮮明な画像が得られたことによって、"Simeis147"の特徴的なフィラメント構造が良く分かります。 ※画像クリックで拡大します。 SOURCE:NASA 人気blogランキングへ |
by shibamatax
| 2006-03-29 10:09
| 宇宙・星雲・星団
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Comments(2)
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norazin at 2006-04-04 22:11
超新星の残骸ですか。中性子星ってちょっと調べてみたらもの凄い重さがあるそうですが、これが中心(核)になってこの綺麗なフィラメントが存在しているんでしょうか?それにしても綺麗ですね。8時間露光っていうのもまたすごい!。この赤色は残骸の塵とかガスなんですか?なぜ赤いんでしょう?何かゆらゆら動いて見えますね。(ほんと不思議です)。
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shibamatax
at 2006-04-05 14:22
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超新星の残骸"Simeis147"の中心には、太陽の質量の数倍から数十倍もある中性子星が高速で回転しているようです。
赤色は、水素ガスによる発色のようです。他の"Simeis147"の写真を見たのですがやはり、赤っぽい色をしていました。150光年もの広がりがあっても、こうして見ることが出来るのがとても不思議です。 |
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