探査機カッシーニが捉えた土星の不思議な形の衛星パンの全体像 |
土星のA環の中にあるエンケの空隙(Encke gap)は300kmの幅があり、衛星パン(Pan)は、その空隙を軌道として土星の周りを公転しています。 写真左側のパンは、土星を周回している探査機カッシーニ(Cassini)が、2017年3月7日にA環とエンケの空隙を公転しているパンを24,600kmの距離から捉えたものです。 パンは、その表面に大きなクレーターや幾筋もの地溝帯があり、そして不思議な帽子のつばのような構造を持ち、これまでの惑星探査で捉えられたことのない不思議な姿をしています。 パンは、直径が14.1kmあり、土星から134,000km離れた所を、公転周期13.8時間で公転しています。 |
by shibamatax
| 2019-04-01 16:49
| 惑星・衛星
|
Trackback
|
Comments(0)
|
<< 国際宇宙ステーションが捉えたテ... | ぎょしゃ座の美しい散光星雲IC405 >> |