みなみのうお座の1等星、フォーマルハウトとダストリング |
みなみのうお座には、この星座のα星で全天21個しかない1等星の一つであるフォーマルハウトがあります。若い星であるフォーマルハウトは、地球から25光年と恒星の中では近い距離にあります。写真は、2017年にチリのアカタマ砂漠にあるアカタマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(the Atacama Large Millimeter Arreay)によって捉えられた画像と、ハッブル宇宙望遠鏡によって捉えられた画像を合成したものです。アカタマ大型ミリ波サブミリ波干渉計で捉えられた画像はピンク色で、ハッブル宇宙望遠鏡によって捉えられた画像は、青色で現されています。 フォーマルハウトの周りには、ダストリングがドーナツ状に広がっています。ハッブル宇宙望遠鏡が2004年と2006年に撮影したフォーマルハウトの画像分析によって、フォーマルハウトを公転している巨大惑星が、フォーマルハウトの周りに広がるダストリングの画像を比較調査して発見されました。この巨大惑星は、フォーマルハウトbと名付けられました。 ※画像クリックで拡大します。 |
by shibamatax
| 2017-10-04 20:43
| 宇宙・星雲・星団
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