月に行った最後の人類を載せた月探査機、アポロ17号 |
アポロ11号で1969年7月に人類初の月着陸を成功させたアポロ計画は、アポロ17号による月着陸が最後の任務となりました。 写真上は、1972年12月に撮影された最後の月面活動している宇宙飛行士とルナーローバーの一部です。 この時アポロ17号の宇宙飛行士は、過去最大の合計110kgの月の石を地球に持ち帰りました。 写真下は、打ち上げを待つアポロ17号の雄姿です。 アポロ17号の大きさは、全長110m、最大径10m、打ち上げ時全重量2941tという巨大さです。また、月の上空まで行った宇宙船は、司令船5810kg、機械船24520kg、下降モジュール10150kg、上昇モジュール4550kg、合計で45030kgと貨物満載の大型トラック2台分の重さがありました。45tの宇宙船を月に運ぶのに2900tもの巨大なロケットが必要だったわけです。 なお、アポロ11号の歴史的な日は、本サイト2005年6月19日の記事で取り上げています。 SOURCE:NASA 人気blogランキングへ |
by shibamatax
| 2005-12-26 21:56
| 月
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Comments(4)
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norazin at 2005-12-29 03:55
実にクリアな写真ですね。月でこんなに綺麗に撮れるとはちょっとびっくりです。アポロ計画が17号で終わったのはやっぱりお金の問題なのでしょうか?11号のときは、21世紀には月に基地ができていると思っていたんですけど・・・。その前にアポロ嘘説などが出てきてしまい興味深く見聞きしましたが、(実際「カプリコン・ワン」なんて面白い映画でしたし)どう思われますか?(ワタシは本当だと思っているのですが)。
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shibamatax at 2005-12-29 21:48
アポロ計画は、最初の段階では20号まで打ち上げる予定でしたが、仰るとおり、予算削減の影響で17号で打ち切られたようです。
予算は、スペースシャトル開発に回されたとのことです。 100%の自信で、「アポロは月に行き、人類が月の石を地球に持ち帰ったのは間違いない」と言えます。 宇宙飛行士達が月に置いてきた月の地震計やレザー光線反射鏡は、その後数多くの科学的成果を我々にもたらしていることも一例です。 ただし、一般人に見せたくない月面上や宇宙空間飛行中の写真を秘匿しているということはあり得ると思います。 因みに、私自身、20年ほど前ですが、口径80㎜の天体望遠鏡で月面を見ていたときに、月と地球の間を円盤状の大きな物体が横切るのを目撃しています。正にUFOです。
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norazin at 2006-01-03 12:17
明けましておめでとうございます。今年もいっぱい宇宙の話聞かせてください。よろしくお願いします。
↑上のお話、円盤状のUFOというのは一体何なんでしょう? アポロが撮ったUFOの映像というのも見たことありますが、 知的生命体の乗り物だとは考えない方がいいのでしょうか? このへんが実に謎なんです。
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shibamatax
at 2006-01-03 16:12
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新年おめでとうございます。
私が見たUFOですが、万一、UFOでないとしたら、明らかに航空機ではありませんでしたので、他に気象観測用の気球が考えられるかも知れませんが......気象観測用の気球は地上から斜め上空に見ると円盤状に見えるのかしら? ということで私は、宇宙から来たUFOと思っています。 アポロ関係の記事を見るとUFOとの遭遇を書いているものも色々あり、どこまでが事実か作り話か分からないという問題がありますけれど、宇宙には、1000億×1000億個の恒星が存在し数倍の惑星があると考えられますので、知的生命体は、人類だけと考えるほうが不自然と思います。宇宙の時間スケールで見ると100万年位は誤差の範囲ですので、人類よりも100万年以上科学技術や文化が進んでいる宇宙人も多種類いると思います。100万年以上科学技術が進んでいたら地球や月に来ることは簡単なことだと思います。 |
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