国際宇宙ステーションが捉えたパタゴニアの氷河 |
アルゼンチンとチリに跨っているパタゴニアは、南アメリカ大陸の南緯40度付近から南緯52度付近まで南北に延びている地域を指し、多くの氷河があります。 写真は、国際宇宙ステーションが2013年10月2日に、パタゴニアのアルゼンチン側を撮影したものです。 この氷河は、南緯49.9度、西経73.3度にあるアプサラ氷河(Upsala Glacier)でラゴ湖(Lago Lake)に繋がっています。 この氷河は、過去にも複数回撮影されており、その都度氷河の端は後退していることが分かっています。2001年1月の調査結果と比べると、氷河の端は約3kmも後退していたことが分かりました。調査対象のパタゴニアにある63本の氷河はすべて、アプサラ氷河と同様に氷河の端が後退しており、地球温暖化の波が南アメリカ大陸の南端にも来ていることが分かっています。写真の左右の差し渡しは約2.7kmあります。 画像クリックで拡大します SOURCE:NASA 秘密の世界Ⅱへ |
by shibamatax
| 2013-11-07 10:51
| 地球
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