マーズ・エクスプレスが捉えた火星の巨大な地溝帯Hebes Chasma |
火星の大渓谷マリネリス渓谷の北約300kmには、巨大な地溝帯Hebes Chasmaがあります。Hebes Chasmaは、東西315km、南北125kmの大きさがあり、最も深い底面の深さは周囲の平原より約8000mも下にあります。 写真は、ESAの火星探査機マーズ・エクスプレス(Mars Eapress)が、2004年5月2日と2005年9月16日及び2006年7月12日と2008年1月3日、1月8日、1月13日、11月11日そして2009年8月24日に撮影した画像を合成したものです。 Hebes Chasmaの特異な地形は、大地の陥没と太古に存在した水による浸食と数億年に亘る風による浸食によって出来たと考えられています。 Hebes Chasmaの中心は、火星の南緯1度、東経284度の地点にあります。 画像クリックで拡大します。 source:ESA,NASA 秘密の世界Ⅱへ |
by shibamatax
| 2013-10-16 14:51
| 惑星・衛星
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