色鮮やかな南米のヤドクガエル |
ヤドクガエル(Dendrobates)は、北アメリカ大陸の南端のニカラグアから南アメリカ大陸のボリビアやブラジルまで広い範囲に生息しており、その種類は250種に上ります。特にアマゾン川流域の熱帯雨林には、ヤドクガエルの多くの種類が生息しています。ヤドクガエルは、何れの種も小型で、一番大きな種でも体長6cm程度です。 アルカロイド系の神経毒を持つヤドクガエルは、250種の内3分1程度で、その中で更に人間を殺すほど強い毒を持つ種は3種類が知られています。 コロンビアに住むエンベラ族は、ヤドクガエルの皮膚から出る毒を矢の先に塗って狩に使用しています。この毒の威力は強烈で、矢に毒を塗ってから3年も経過しても毒の効果があるほどです。 ヤドクガエルの毒は、その繁殖地における餌によるもので、これらのヤドクガエルを捕獲して、ペット用の餌で飼うと無毒化してしまいます。 画像クリックで拡大します。 SOURCE:artour_a,dlumroot,dbarronoss 秘密の世界Ⅱへ |
by shibamatax
| 2008-12-09 21:57
| 生物
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