世界最大の翼開長を持つワタリアホウドリ |
南極付近の島々を中心に南半球で渡りをしながら生息するワタリアホウドリ(Wandering Albatross)は、世界最大の翼開長を持つ絶滅危惧種に指定されている希少な鳥です。大人のワタリアホウドリの翼開長は、3.0~3.5mになり、最大のものでは、1965年に3.63mの個体が記録されています。また、背丈は大きい個体では135cmにもなります。体重は、6~12kgもあります。 ワタリアホウドリの成長は遅く、12歳位で大人になり、80歳位まで生きると考えられています。雌は1年置きにたった1個の卵しか産まないために、繁殖が大変難しい鳥です。 なお、日本の鳥島などに生息するアホウドリは、ワタリアホウドリよりも小さく、翼開長は2.4mくらいです。これらアホウドリ科の鳥たちは、その大きさのために助走をつけなければ飛び立つことが出来ません。 写真は、南極海のワタリアホウドリです。 ※画像クリックで拡大して見ることが出来ます。 photo:kpocheffy 人気blogランキングへ http://ping.blogmura.com/xmlrpc/s5sl05d1amdg |
by shibamatax
| 2006-02-26 10:19
| 生物
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