月のマリウス丘(Marius Hills)にあるマリウス丘の穴 |
NASAによって2009年6月に打上げられた月探査機ルナー・リコネッサンス・オービター(the Luner Reconnaissance Orbiter)(LRO)は、月の上空50~200kmの楕円軌道を周回し、観測を続けています。写真は、2017年にLROが月のマリウス丘(Marius Hills)にあるマリウス丘の穴(Marius Hills Hole)で、直径は数百m、穴の深さは約100mあります。 写真中央右上に小さく見えるマリウス丘の穴は、2009年に日本の月観測衛星家具や(SELENE)が、最初に発見したもので、その後NASAを初め世界中の多くの観測機関が観測を行っています。このマリウス丘の穴は、地下から横に数十kmの洞窟があることが分かりました。これは、太古の月の火山活動によってできた洞窟と考えられています。マリウス丘は、地球から見て月の赤道の左上、北半球の北東方向に位置しています。写真の左下は、マリウス丘の穴のズームアップです。 写真は画像クリックで拡大します。 |
by shibamatax
| 2017-10-28 17:00
| 月
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