火星の赤道近くのクレーターの中にある不思議な爪痕状の白い地表 |
火星の赤道付近は多くのクレーターがあります。写真1は、南緯8.0度、東経25.1度の地点にある直径90kmのクレーターで、ESAの火星探査機マーズ・エクスプレス(Mars Eapress)が、2004年12月25日に撮影した画像です。クレーターの中に不思議な形をした白い地表が見えます。 写真2は、NASAの火星探査機マーズオデッセイ(Mars Odyssey)が、2004年6月2日に撮影したものです。 写真3は、写真2の白い爪のような地域のズームアップです。 写真4は、マーズ・エクスプレスが撮影した白い爪のような地域の複数枚の画像を合成、解析して3D化したものです。この不思議な白い爪のような地表構造は、炭酸ガスや水の氷ではなく火山活動が影響したのではないかと考えられています。 |
by shibamatax
| 2016-02-16 10:49
| 惑星・衛星
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