探査機ロゼッタが初めて捉えたチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星のジェット |
ESAの彗星探査機ロゼッタ(Rosetta spacecraft)は、2004年3月2日に打上げられて、2014年8月3日にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(Comet 67P/Churyumov-Gerasimenko)に285mの距離まで達し、2014年8月6日には周回軌道に無事乗ることが出来ました。そして、その後も順調にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の探査を続けています。 写真上は、ロゼッタが2015年7月下旬に撮影したチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の最新画像です。写真下は写真上の撮影20分後に撮影したもので、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の地表の割れ目からジェットが激しい勢いで噴出しているのが良くわかります。 このジェットの画像を捉えた20分後の同じ場所の画像にはジェットは写っておらず、このジェットの噴出が短時間であることが分かりました。チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の長径は4kmあります。 なお、探査機ロゼッタは、2016年末にはチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に衝突し、探査を終えることになっています。 source:NASA 秘密の世界Ⅱへ |
by shibamatax
| 2015-11-19 13:32
| 彗星
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