ロシアに落下した大隕石 |
2013年2月15日午前9時20分(現地時間)に、カザフスタンの方向からロシア南部のチエリャビンスク州等にかけて大隕石が飛来、落下しました。この大隕石は小惑星帯から飛来した小惑星のかけらで、NASAによるとに直径17m、重さは約7000~10000トンあり、大気圏突入時の速度は秒速20㎞と計算されています。 この大隕石は、午前9時20分26秒に上空で大爆発し、複数の隕石に分かれて地上に落下しました。 大気圏に突入後、この大隕石が放出したエネルギーは、TNT火薬換算で500キロトンと推定されています。 写真は、チエリャビンスク州の州都であるチエリャビンスク市上空を通過する大隕石を捉えたものです。 写真上は、大隕石が爆発した瞬間を捉えたものです。 写真中は、チエリャビンスク市から撮影された隕石雲です。 写真下は、チエリャビンスク市郊外から撮影された隕石雲です。 画像クリックで拡大します。 ※YOUTUBE動画はこちら SOURCE:NASA,El Mundo, Economía y Negocios 秘密の世界Ⅱへ |
by shibamatax
| 2013-02-25 15:13
| 惑星・衛星
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Comments(1)
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by
shibamatax
at 2013-03-18 18:09
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隕石の破片が最も早く発見された同州のチェバルクリ湖。「チェリャビンスク隕石」とすることとされた。
鑑定結果によると、今回の隕石は、地球に落下する隕石のうち最も多いタイプで、組成が、約46億年前に形成された原始太陽系の物質に近い普通コンドライトの特徴を持っていた。金属鉄の含有量の多い順からH、L、LLに分類されるタイプのうち、最も少ないLL型であることや、高温・高圧力状態の母天体の小惑星の中心部付近で形成された「5型」であることも解析された。
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