ネコ科最大の大きさを誇るトラの危機 |
インドを中心としたアジアに生息しているトラは、ネコ科で最大の大きさを誇る猛獣ですが、今日絶滅の危機に瀕しています。 トラは、20世紀の始めには、全アジアに10万頭以上生息していたと見積もられていますが、21世紀に入り自然界に生息するその数は全体で約5000頭にまで激減しており、絶滅危惧種に指定されています。 10年以上前までは、トラの毛皮を採る目的で多くのトラが殺戮されましたが、近年では、漢方薬の原料として未だに人気があり、密猟によって毎年多くの希少なトラが殺されています。 ※追記:生息数は、2015年にはさらに減少しています。種類別の生息数は、ベンガルトラが2800頭、アムールトラが400頭、インドシナトラが400頭、スマトラトラが400頭、アモイ虎が40頭ほどです。
|
by shibamatax
| 2006-06-28 23:22
| 生物
|
Trackback
|
Comments(0)
|
<< 陸上で最大の動物、アフリカゾウ | 最大のペンギン"コウ... >> |